5月19日~22日の日程で会派視察に行きました。

2日目(5月20日)

視察③北海道幌加内高等学校(雨竜郡幌加内町)

◎テーマ「地域みらい留学について」

◎北海道幌加内高校とは

*昭和29年12月1日開校

*定時制・農業科・2学期制

◎視察を終えて……旭川市から2時間、人口約1200人の幌加内町に町立の幌加内高校があります。

農業高校であり、昼間に授業を行う定時制高校でもあります。

また、徳島県の池田高校や海部高校と同じ「地域みらい留学制度」を取っています。

多数の生徒がこの制度を活用し、幌加内に全国から集まっています。

驚いたのは、地域の名産である蕎麦を活用する為、卒業するまでに蕎麦打ちの腕前を磨き

プロ顔負けで卒業生には海外で活躍する蕎麦屋もいるほどです。

また、地域と高校を繋ぐコーディネーターさんも配属しており、先生の法定数の倍以上もの人達が

学校に関わっているそうです。

この高校は町立でありますが「町人立」と言えるほど地域に根差していました。

徳島県の高校も、どの地域にも当たり前にある高校の時代は終わり、校舎の建て替え、

学区制の撤廃や学費無償化、少子化等の理由で地域の高校の存続の危機に直面しています。

幌加内での取り組みを徳島県立高校にも活かせることがあるのでは…と考えさせられました。