徳島県議会・経済委員会に所属する議員として県南部の施設を2箇所視察しました。
まず最初に阿南市辰巳町の倉敷紡績(株)徳島バイオマス発電所を視せていただきました。
こちらの施設は、エンジニアリング部が長年培った流動層焼却技術を発展させた「流動層ボイラ」と蒸気タービンを組み合わせた間伐材等を燃料とする木質バイオマス発電所です。
木質バイオマス発電は、化石燃料による発電に比べ環境負荷を低減し、また、間伐材等を有効活用することにより、森林環境の保護、林業の活性化にも貢献します。こちらの発電所では、阿南市の3分の1にあたる11,000世帯分を補える電力を発電しています。
次に加茂谷公民館にて「加茂谷元気なまちづくり会」のみなさんに地域おこしの活動について話をお伺いしました。
「個性とチームワークで住民主体のむらづくり」をテーマに、農業と地域資源を活用し、移住就農誘致、農産物直売、インターンシップ受入等に住民主体で活動を展開している様子を詳しく聞かせて頂きました。実際に移住就農をされている方の報告を聞き、楽しみながら生き生きとご活躍の様子が伝わりました。
「加茂谷元気なまちづくり会」は、平成24年12月に設立した当初は会員30名でしたが、平成30年4月現在は113名になっています。